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2010年1月31日 (日)

悲しみの中にも。

叔父の通夜~告別式 と慌しかった昨日。

熊家はご会葬の方々の受付をしました。

ってか 裏で香典数えててね

「うわー この人 どーいう関係だろう こんなに包んでるよー」  とか

「あ 従弟の○○だ。 なんだ シブチンだなぁー」  とか

そんな感じで忙しくしてました。




Photo

だそうです




告別式は午後1時半からだ というので 最寄の駅の近くでお昼ご飯を食べて

そろそろ行こうか としてたら ばぁちゃんから


「どこにいるのよ 早く来なさいっ



なんかイヤな予感。。。

行ってみたら 大熊 時間を間違えて記憶してて 12時半からでした

大急ぎで受付を引き継ぎ 昨日と同様に裏でバタバタ。。。

よかったよー 早く出てきてー




どーにか こーにか 告別式も終わり

荼毘に付され お骨を拾う段・・・

大熊は最初 お骨を見るのがイヤだと言ってたけど

ここまでくると ある意味諦めがつく と言ってました。

お骨を拾うってのは ココロにケジメをつけるという意味もあるのかもしれないですね。



そんな大事な時に・・・





キャシャーーン。。。。。。。。





おかみっちょん お箸からお骨を落してしまいましたー


    ぎゃー 叔父さん ごめんなさーい     





やっべー。。。 すんごい気まずい~


と  思ったけど。



その後 骨壷にお骨をどんどん納める段になって

多少 分骨(散骨)用に“おみやげ”できる と聞いた娘やら妹さんやら

「これは△△のお骨です・・・」 って係の人が言うたびに

はい っって 手ぇ出して 分けてもらってて

もしかして全部もらうつもりじゃないかと 一瞬心配になったけど

さすがに係の人も そのへんはうまくコントロールして納めてました

しまいめには その次女なんだけどね

「あ 指はさっきもらったから この指はあげるー」

とか言って 叔父さんの妹さんに分けてあげたり 

その妹さんは妹さんで

「あ ワタシ 膝が悪いから 膝のお皿もらってくわ」  って

身代わり地蔵じゃないんだよぉぉ~~~

なんだかもうハチャメチャだったー 



そっからはもう なんだかなし崩し的にみんなが可笑しくなって

笑っちゃったりしてね。

叔父さん 明るい人だったから、 みんなも最後は明るく送ってあげられました。




そして やっぱりいちばんみんなを和ませてくれたのは


Image342

クリスマスの日に生まれた「大輝くん」。

大熊の手 なんかじゃ 比較にならないくらいちっちゃーい

間に合ってよかったよー。 

でもね、3,800グラムだったから デカ過ぎて 吸い出したんだって

生まれてくるのも一苦労ねぇ。。。




他にも実は爆笑ネタがいろいろあるんですが

それはまた折を見て ご紹介する機会があったら書きたいと思います






叔父さん。お疲れ様でした。

天国で ゴルフのメンバーが足りなかったら

もう いつでもジィを迎えに来てください








だって 本人がそう言ってたんだもん。。。







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コメント

ホントだね・・・
私も最近どこいっても受け付けやってたから・・
悲しんだのは 式の前日とかが 多かったな~・・・
 
焼いちゃうと あきらめってあるかも・・・
天国でも楽しくやってね!
なんて 思ってしまいます。

生まれるもの・・・去るのも・・・
不思議です。

投稿: イノぶた | 2010年1月31日 (日) 14:46

最初は、しかめっ面のウルウル状態で読み出したら
最後は笑ってた
そっちでは分骨がポピュラーなんだね
こっちでもあるけど、身内が嫌がる人が多いのよ
膝が悪いから膝の骨・・・
なんだかこっちでは考えられないけど
笑っちゃった
(*^m^)o==3プッ

投稿: みゆきママちゃん | 2010年1月31日 (日) 16:54

お葬式か…
そういう、ちょっとわきあいあいのほうがいいよねっっ☆
3800グラムだってぇ~すごいねっっ!!!
あたしさぁ~
自分が生まれる瞬間の記憶があるのぉ~
きもち悪いでしょ
お水が、わわわ~っとなくなって
その水の長れにそって、頭がしたに流されて
「ガっ」
てひっかかったのぉ~
あれがおそらく産道
ひつかかっただけでちょ~痛かったって~!!!!
まぁ、その直後に無事に帝王切開で生まれて
初めて空気に触れた瞬間のこと、はっきり覚えてる~
だからさ~
ちゃんと産道通って生まれてきた人の事
あたしまじ尊敬するのよね…
ムリだよ
あんなとこ通るなんて!!

投稿: 石丸徳馬 | 2010年1月31日 (日) 17:38

荼毘に付した瞬間
遺族は心の切り替えが出来るらしいですね
それまでは悲しさでいっぱいだけど
荼毘の瞬間に「あ~もうどうにもならない」という
気持ちになるそうです
分骨用っていうのがあるんですね~
って普通なの?
以前、伯父の骨拾うときあったかなぁと
記憶が定かではない鬼嫁です

ところで今日荷物送ったよ~
私の明日のブログネタも入ってるんでよろぴくね
明日の夜 届く予定です

投稿: 鬼嫁 | 2010年1月31日 (日) 19:32

>イノぶたさま
親族って一番最初にお骨に対面するじゃない。
まだホヤホヤな時にさ、こんな焼き上がりですー みたいな。
あれはまぢヤバかったねー。母親ン時は腰抜けそうだった。
でもそれ以外はなんか踏ん切りがつくね。
そういう儀式なのかなー って思った
命って魂で出来てて カラダは借り物だからねー


>みゆきママちゃんさま
叔母さんも告別式~繰上初七日の法要が終わる頃には
いろんな人と話したり励まされたりして
ずいぶん元気取り戻してた。けっこう笑ってたし。
もともと明るい人だからね。でもこれから寂しくなるんだろうな
分骨って初めてだよー。ワタシなんか納骨前に
母親の骨壷をコッソリ開けて骨 盗んだもん


>石丸徳馬さま
生まれる時の記憶って3歳くらいまでは残ってるらしいよ。
でも自然に忘れて行くから お話しが出来るようになったら
絶対子供に聞いてみな って妊婦にはいつも言ってるの。
いまだに記憶があるなんてすごいよー
ちなみに大熊は4000グラム超で誕生しましたが
なにか


>鬼嫁さま
うんにゃー 分骨なんて初めてー。
しかも完全に“おみやげモード”だったし。。。
みんなもまさかもらえると思ってないから
ホカホカの骨をティッシュにくるんで持って帰ってさ。
なんか ヘんな感じだったよー
でもなんかワイワイして。初めて会った「遠い親戚」の人たちと
その時 一体感が生まれたっていうかなぁ
叔父さんを通じてつながってるんだなー って
そう思って なんか嬉しかった
楽しみにしてるよー

投稿: おかみっちょん | 2010年2月 1日 (月) 06:21

おかみっちょん様、お疲れ様でした。
新しい命とそれから命がなくなることと、
同時に感じられた1日でしたね。
しかしなんですね、葬儀のときって不思議な雰囲気もできますよね。

投稿: タンゴの飼主♂ | 2010年2月 1日 (月) 06:26

>タンゴの飼主♂さま
そーですねぇ。お葬式の場で あの新生児の瑞々しさは
まさに癒しです
オッサンもオバサンも みーんな新生児の写真を撮ってたし
ホッペ突っついてニコニコしてたー
ワタシも抱っこしましたよー。
なんで人間なのに猫より軽いんだ って・・・

投稿: おかみっちょん | 2010年2月 1日 (月) 22:24

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