その日はいつか来る。
数日前 大熊の叔父が亡くなりまして
夏と秋の間だったでしたか お会いした時 体調がちょっと良くない といって
食事にもほとんど手をつけなかったのですが
もともと元気な方なので いやぁ ゴルフのし過ぎで疲れたかー
などと 簡単に考えていたのですが
その直後 がんが見つかり すでに手の施しようの無い状態でした。
残念なことに 非常に見つかり辛く、手術も困難な場所に出来てしまい
闘病むなしく 天に召されました。
叔父といっても 大熊の母親の妹のつれあいで 血はつながってないのですが
娘ふたりの叔父は、小さい時から大熊兄弟を本当の息子のようにかわいがって
大熊も ある部分では 実父より信頼していた人だったので
大きなショックを受けています。
ワタシも幾度となくお会いし 家にもお邪魔しましたが
ご夫婦とも とっても明るい方たちで 豪快でいながら下品でなく
気さくで ほんとにステキな叔父さまでした。
大熊ももちろんなのですが、ばぁちゃん(大熊の母)もショックは大きく
妹とは姉妹なのか親友なのか分身なのか とにかく ほんっっとに仲良しで
連れ合いたちともよく旅に出たりしてましたし
じぃちゃん(大熊の父)にしてみれば 自分が末っ子なので
弟のように(いや 内容的には叔父の方が。。。 )思っていて
これもまた大きなショックでしょう。
(そのワリには通夜の席でも自分のペースは守ってたけど・・・ )
その上、昨年夏に乳腺腫瘍(のちにがんと判明)の手術をした
大熊の実家のヘンちゃん。。。
お正月に行った時 呼吸がどうも早くて荒いし 食欲もすごく落ちているのが
すごく気になっていたのですが
ばぁちゃんから さらに調子が悪い との報告で
大熊はかかりつけの獣医さんに相談にいったところ
どうやら がんは肺に住み替えてしまったらしい。。。
2階にあったおトイレにももう上がるのは無理 とみて 1階に移動し
食事もばぁちゃんが手に乗せて少しづつ食べさせるような状況。
手術して約半年。
獣医先生が言うには ヘンちゃんの年齢からすると ヒトでいえばちょうど1年。
転移があれば現れるころ だそうで
ばぁちゃんも 大熊もダブルショックです。
でも じぃちゃんもヘンちゃんのことを気づかってくれてるようなので
最後まで温かく過ごさせてあげられるのではないかと思います。
命あるものは いつか死ぬのがさだめです。
生まれた瞬間から死に向って進んでいます。
でも その最後の瞬間に 満足して旅立てるか
自分が去ったあと 残されたものに 安らぎを残してあげられるか
そんなことを考えています。
大熊の叔父は最後の瞬間 周りに集まった家族の手をひとりづつとって
名前を言ったそうです。
仕事のこともいろいろ言っていたそうです。
長女のとこの2人目の子(孫だね)も 少し早く生まれてきてくれて
おじいちゃんとの対面も無事はたしてくれました。
やりたかったことは まだまだいっぱいあっただろうけど
それでも 叔父の満足度はかなり高かったと思います。
ヘンちゃんも愛する そして愛されてる家族のもとで
みんなに思い出を残していってくれるでしょう。
さっちーにも いつかその日は来ます。
想像したくないだけです。
ワタシにも大熊にも その日は来ます。
怖いです。
だからこそ 今日 生きているんです。
今日 午後から叔父さんを送り行ってきます。
お肉のコメレス 遅れてごめんなさい。
もうしばらく お時間くださいね m( _ _ )m
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コメント
ごめん読んでる内にブログの字が読めなくなった
大粒の涙が止まらない
命あるものは生まれた瞬間から死へ向かってる
だから今を必死に生きている
人にたよってしか生きるすべのない動物の命
責任持ちます
私、長生きします
おかみっちょんさんに会うまでは。
投稿: みゆきママちゃん | 2010年1月30日 (土) 13:25
ご愁傷様です
何だか命について考えさせられますね
一度しかない人生だから
毎日を大事に過ごしたいなぁとは
思ってるんですけどね・・・。
ヘンちゃんも一日一日を一生懸命生きてるんだもんね。
叔父さまは1人ずつ名前をおっしゃるなんて(涙)
声をかけられた人たちは
ある意味思い出になったのではないでしょうかね
投稿: 鬼嫁 | 2010年1月30日 (土) 14:08
何とも残念なお話でした。 故人様におかれましては、きっとまだまだ沢山伝えたかった事もあったでしょう。 せめてもの冥土の土産は、ご家族と近親者の皆様に囲まれて旅立たれた事でしょうか。
私も家族と一緒に、母の死に水を取って日が浅いですので、最期のささやかな幸せは忘れ得ぬ思い出です。
ヘンちゃんに残されている時間も、限られているようで、とても辛いところですね。 最期の最期まで温かく看取ってあげられますように。
投稿: 無芸大食 | 2010年1月30日 (土) 15:23
本当にさびしいですね・・・
叔父さんも みんなの手をとって・・・・きっとそれぞれに 感謝とメッセージを伝えたんでしょうね・・・
でも それだけの叔父さんだったら きっとみんなの中での思い出寿命は長いですね・・・きっと!
日々生きることに感謝していこう・・・
無駄に生きない・・・無理はしませんが・・・
そう感じます。
へんちゃん・・・頑張ってるのに・・・辛いです・・・
投稿: イノぶた | 2010年1月30日 (土) 18:42
お悔やみの言葉、なんと言ってよいのかわかりません・・・。
叔父様の一生が素晴らしい日々で満ちていたことを
お祈りいたします。
投稿: ガブママン | 2010年1月31日 (日) 10:30
>みゆきママちゃんさま
なに言ってんの。
ありがとー。そーだねー。ペットくんたちの責任は
全部飼主だもんね。ワタシも責任持ってさっちーの母だよ。
ワタシに会うまで長生き
会ってからがまた楽しい人生哉。
でも冬はやめておこう
>鬼嫁さま
毎日を精一杯生きるなんて ホントは奇麗事なの
知らない間に過ぎていく時間
だから こういうことが時々あって、
あ いけない って軌道修正させてくれるのね。
そーいうことも 逝った人の思い出になるんだね。
>無芸大食さま
通夜の前に叔母さんに会った時 ワタシと熊の手を握って
「くやしいぃ・・・」って。
すごい頑張ったもん。叔父さん。
叔母さんも明るく励ましてたけど 自分も持病があるから
みんなギリギリだったと思う。。。
ヘンちゃんはとにかく苦しまないでほしい
それだけです。
>イノぶたさま
叔父さんの思い出寿命はかなり長いと思うー。
しかも ぶっとい
お骨も太かったよー。火葬場の人が驚いてたもん。
ヘンちゃん みんなが留守してたとき
熊兄嫁の手に3杯のシラスを食べたって
頑張ってるよ。ヘンちゃん。
>ガブママンさま
ありがとー。お悔やみだから。言葉なんていいんです。
気持ちだから
叔父さん まだまだな年齢だったんだけど
太く生きたと思うですよ。
思い出はみんなのココロに深く根を張ってます
投稿: おかみっちょん | 2010年1月31日 (日) 12:22