君の背中を追いかけて。
正月明けのぼんやりをリセットするのにちょうどイイ先週の3連休。
年末年始にお金を使った人たちの出足が鈍るためか
ワリと観光地も空いてる傾向がありますよね。
以前から行こうと思っていたけどなかなか行かなかった
箱根駅伝コースをなめるドライブにでかけました。
出発は6時前。もちろんまだ日の出前で真っ暗。
撮影開始はずっと先に行ってからになりそうです。
1区のスタートに戻るのはチぃとしんどいので
熊家から近いトコ、2区の14km地点あたりからコースに合流です。
すぐに権太坂がやってきます。
ココは各校がエースをそろえてくる2区の中でもイチバンの見所であり
さらに中継所近くの不動坂がとどめを刺す難所。
留学生の遺伝子に任せて走らせてもゴールまでに失速するという
非常に難しいところです。
戸塚中継所を越えて ようやくあたりがうす明るくなってきました。
撮影開始~(*゚▽゚)ノ
浜須賀の交差点からいよいよ海沿いのルート。
ここから134号線を一気に平塚まで駆け抜けます。
ところが菱沼海岸~茅ヶ崎~平塚中継所まで約10km
すぐ横は海なのに 防砂林が続いててほとんど景色が変わりません。
ここは単調で けっこうツライと思いますよ~。
特に今年は向かい風が強かったですからねー。
実は若い頃ホノルルを走ったことがあるおかみっちょんですが、
往復約13km ひたすら高速道路を行った時は景色が変わらず
気がおかしくなりそうでした。
湘南大橋から見る日の出。夜ぉが明けたぜよー!(≧∇≦)
花水川橋を越えればもう目の前は大磯。平塚中継所です。
ここからの4区は駅伝コースの中でも距離が短く
なんとしても取りこぼしのないように走りたい区間です。
5区は山登りです。
それまでに各校とも好位置をキープしたいところでしょう。
熊家は以前、2区を沿道で観戦し、最終走者が通り抜けてから
大急ぎでこの4区に駆けつけて走者を待つ という荒業もしましたが
そーすると 帰りの渋滞に巻き込まれ、往路のゴールが見れないという
なんとも悲惨な状況になるので
最近は2区のみの応援に全力をそそいでいます。
東海道 大磯の松並木。箱根が近づいた気分が高まってきます。
昔はどれだけの人がここを歩いて行ったんでしょうね。
松並木を抜け、旧吉田邸付近を通過したところで朝ごはんにしました。
4区のだいたい4km地点です。
駅伝の日は この近くの新聞屋さんで甘酒を振舞ってくれます。
コンビニの駐車場でなんとも殺風景ですが
持参したおにぎりと温かい味噌汁で遠足気分を満喫です。
お腹も満足したので先を急ぎましょう。
4区の終点、小田原中継所といえば昔から「鈴廣」の前 と決まってました。
ところが数年前に某メガネチェーン店が大金を払い
自分のとこに中継所を設置させるようにしたとか。。。Σ(;・∀・)
実際 その場所を見てみると とても「鈴廣」のような広い駐車場もなく
襷リレーのゾーンや選手のサポートなどを考えると
いろんな意味で疑問を感じる場所でした。
小田原中継所を通過。いよいよ箱根の山登りが始まります。
昨年までは東洋の山の神の大活躍で
ひと目柏原くんを見よう と 5区はたいへん盛り上がりでした。
熊家もテレビの前でキャーキャー言いましたねぇ。
コース横のコンビニで猫さんを発見!(≧∇≦)
タビックスのあんよがカワイイ!
定点カメラでお馴染みの函嶺洞門。 箱根~~!!
たくさんのドラマを生んだ箱根登山鉄道の小涌谷踏切。
今は電車を止めて選手を優先してくれていますが
そんなこんなの駆け引きもあっていいんじゃない?って思ったりします。
人生って 誰かがいつもお膳立てしてくれるわけじゃないし。
熊家が踏み切りを渡ったらちょうど電車が来ました。ラッキー!o(*^▽^*)o
いよいよ最高地点に到達です。
車で上がってきても けっこうな急坂とカーブの連続。
これを走って上るなんて どれだけの練習を重ねてもなかな出来ない!
今年はこの最高地点を越えたところで棄権した学校がありました。
その無念さは想像以上でしょうね。。。
箱根神社の鳥居をくぐればゴールまであとひと踏ん張り。
当日はここはもう人垣が三重・四重 幾重にもなって
山を駆け上がってきた選手たちに大声援をおくります。
歓声が聞こえるようです。
画面中央の信号を右に曲がれば芦ノ湖。
往路のゴール地点でチームメイトが待っています。
ゴール地点から見た富士山。
きっと選手たちは こんな景色を楽しむ余裕も残ってないかもしれないなー
と のんびり眺めるおかみっちょんなのでした。
長い記事になりましたが
今回は 走った選手たちの背中を追いかけるように
箱根路をたどってみました。
いつかは 山を登ってくる選手を沿道で応援したいと思います。
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コメント
今年も宜しくです。
景色が浮かんだよ。
権太坂・戸塚中継所・湘南の海・急峻な箱根の道。
勿論走った事はないけどチャリで(ママチャリではないそれなりのロードサイクル)
箱根登山鉄道が綺麗になったね。
芦ノ湖のゴール反対から見ると富士山が見えるのを初めて知りました。
投稿: フォワードサークル | 2013年1月19日 (土) 11:43
すごいね!!!
こういうドライブの楽しみ方があったんだ!!
ホノルルを走ったのーー!!!
すごいじゃん!!!
私も、ノリだけでも参加したいのよね、
元気なうちに。
鹿児島の、指宿の、菜の花ウォーキング??(うろ覚え)
とかでもいいから、
五体満足なうちに、参加したいなあー。
一生の思い出だよね!!!
投稿: 石丸徳馬 | 2013年1月19日 (土) 15:07
箱根駅伝が、行ける距離ってのがスゴイわ~
応援なんて、意味の分からないちびの頃しか行ったことなくて、「◯◯が来たら『ガンバれー!』って旗を振るのよっ」と言われたはイイけど、なにが来るのやらも分からず(?_?)
後は、小学生の時、自分が参加した駅伝だなー
大雨の中、まったく来ない前の走者に「もう帰ろうかな」と思った記憶ww
本気で走ってる人達って、おそろしく速いよね!
あんなん、どれだけ鍛えたら、できるっちゅーの((((;゚Д゚))))
投稿: シマ | 2013年1月19日 (土) 20:29
面白い視点からのドライブレポートだね!
さすがだわ~。
私は箱根マラソンそんなに興味ないんだけど、さすがに山の神柏原選手はしってるわ。
彼が走ったところもみてきたのね。
あちこちTV中継で見た景色を生でみて、2人で興奮しちゃったんじゃない?(笑)
今回はおかみさんぽの番外編ってところだね。
また楽しみにしてるよ~♪
投稿: 和 | 2013年1月19日 (土) 21:31
>フォワードさま
おぉ~!今年もよろしくですー。Qちゃんもね!(≧∇≦)
♪はっこねの山は 天下の嶮 函谷關も~ものならずぅ♪
小学校で教わった「箱根八里」と「横浜市歌」はいまでも歌える。
あのころは歌詞が難しくて経を読むような感覚だったけどねー。
歩いてだってあの山道はけっこうキビシイのにチャリでいくなんてΣ(;・∀・)
“馬で越す”って言われてるくらいなんだから。。。
>石丸徳馬さま
ホノルルの時はまさにその感覚で行っちゃたのよー。
もともと走るのなんて大嫌いだったからさ。
(もっと走ればいい選手になれたのに って言われた)
だから思い出作り、冥土の土産感覚で走った。ってか歩いた。。。
でもそれなりに練習はしていったんだよ。
徳馬はまだ若いからいまからでも十分参加できるよ。
菜の花ウォーク?いいじゃん。ワタシも参加してみたいよ!
後ろに開聞岳が見えてさ。ステキだよー(*゚▽゚)ノ
投稿: おかみっちょん | 2013年1月20日 (日) 07:42
>シマさま
熊家ってけっこう四方に行けちゃう立地だったり。
決してrichじゃないけどo(;△;)o
足の速さを「生まれつき」で補えるのは小学生までで、
ソコから先は全てが訓練の賜物。だからこそ走れる人ってすごい!
長距離の選手ってストイックに体脂肪が落ちて免疫力が低いって、
だからこそ当日までのコンディション調整って大事なんだよねー。
小学生で駅伝したなんてエライ子だったんじゃないか!(*゚▽゚)ノ
>和さま
「箱根マラソン」って言っちゃうとこが 縁遠さを物語ってる!(≧∇≦)
そーそー。そんなもんよ。ワタシがサッカー選手を知らないのと一緒。
興味がない競技なんてだたのケンカだものーψ(`∇´)ψ
あーでも相撲はお互い好きでよかったわー( ^ω^ )
前から知ってる景色がテレビで映って「あそこだねー」って言って
実際に行って「ここだねー」って。 ばかー(≧∇≦)
投稿: おかみっちょん | 2013年1月20日 (日) 08:13