カテゴリー「さっちー」の477件の記事

2020年7月16日 (木)

そして1年。

昨年の今日

さっちー王は、ねこのくにに帰りました。

さっちーという存在が見えなくなってから

自分はどうなるんだろう

毎日をどう生きていくんだろう と

ぼんやり考えていたんだけど

意外にもしっかり生きています。

 

 

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さっちーがワタシの人生のどれだけの部分を占めているかとか

どんなに影響を与えていたかとかは

今までにたくさん書いたけど

それでも書ききれないほどワタシの胸の中は

思い出でパンパンです。

でもそれは重くなくて

とても清々しい思い出になってくれてます。

そして、そう感じる手伝いをしているのが

こてつの存在だと思うのです。

 

 

こてつの温もりがさっちーを見送った寂しさを忘れさせてくれる。

それに、こてつは歯のお世話をしなくてはならなくて

そのことが時間が経つのを早く感じさせてくれたのかも。

さっちーはワザとそういうコを狙って送り込んできたのかな?

「あんた、さっちーから紹介状もらってきた?」と聞いても

うにゃー と言うか、知らん顔してすっとぼけているけど

ワタシは絶対にさっちーが気を利かせてくれたんだと

そう信じています。

 

 

いいじゃない それで!(≧∀≦)

 

 

 

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こんなにリラックスして寝てるんだから。

 

 

 

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あ、起きた。

 

 

 

さっちーの新しい写真はもう増えることはないけど

これからはさっちーの子分であるこてつを

たくさん撮ってあげようと思います。

 

 

 

それにしても さっちー、、、

今頃どこで何してるんだろうなー

たまには連絡してきてくれてもいいのに。。。

 

 

 

 

 

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2019年11月17日 (日)

蘇るさっちー。

先週の金曜日、東日本橋の 『ねこの引出し』という画廊で行われてる

梶原美穂さんの個展に行ってきました。

ワタシの寝床の壁に貼ってある『猫曼荼羅』(ニャンだら というらしい)の作家さんで

前から気になっていて、

御茶ノ水の猫雑貨屋さんでも小物を扱ってたし

あ、これもそうだったんだ! みたいに 実はけっこう目にしてたんだー。

 

 

 

梶原さんの作品では『虹の橋シリーズ』が好きで

今回はレプリカを数枚購入。

 

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猫たちが虹の橋の向こうでこんなことしてるよ って絵。

次にどの柄に着替えて下界に降りていこうか選んでるとこ。

すごい楽しそう!

 

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こちらはポストカード。

上は『虹の橋貸衣装屋』。 三毛ちゃんが採寸してもらってる様子がかわいい。

下は『虹の橋説明会』。虹の橋の向こうに行くとまず

どうやって生まれ変わるのかというオリエンテーションを受けるようです。

後ろの席にはちゅ〜るをつまみ食いしてるコがいますねー。

さっちーは いないかな?  サボってるのかw

 

 

今回は梶原さんにオリジナルの似顔絵を描いていただけるとのことで

さっちー王のお写真を3枚持参ましたよっ

ちょっとお時間待ちます ってことだったので

近くの薬研堀さんにお参りして 浅草橋交差点のコーヒーショップで休憩してたら

あっという間に出来ましたのご連絡をいただいて。

実は大量に依頼されてた前の方が順番を譲ってくださってた!

駆けつけると その方とお友達が、

さっちーの絵の製作工程を見てらしたので

すっごくかわいいですよーーーーー  と。

 

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これがーーーーーー

 

 

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これに〜〜〜〜〜〜!!!( *´艸`)

 

見た瞬間 ヤバっ!蘇った。。。 と口走ってしまい

あと少しでダム決壊状態になってしまった。

 

 

さっちーはこの夏に旅立ったんです と話すと

そこにいたみなさんが  うちはいつで うちは今年2匹を・・・  な話になり

それでもみなさん 猫がいない人生は考えられないわね  と満場一致。

 

 

 

お会計して帰り際に 画廊の方に

次の子を迎える時はどんな心境でしたか と問うてみたところ、

「今のコが10歳なので先のことを考えるとこれが最後のコになると思うけど

猫がいない生活は考えられなかったし

今でも思い出すと涙が出ちゃうのよ

ある人は猫が亡くなって2週間で次をお迎えしたんだけど

そんなに早くて前の子に申し訳ないと思わないの?  

って言われたことがあったんですって

そう言ったひとは もう2度と猫は飼いたくないって言ってたそうよ

人それぞれよね

でも出会いを待ってるなら きっと向こうから気づいてくれるわよ」

と言ってくれたのがすごく嬉しかった。

 

 

心のどこかに さっちーが帰ってきたらいいのに というのがあって

さっちー以外の猫が家の中を歩くとこを想像できなかった。

それはさっちーに対しての遠慮なんだな と。

さっちーは いつになっても さっちーOFさっちーで

さっちーの代わりは存在しなくて

さっちーの開けた穴はドでかく 埋めようがないものなんだから

それはもう 気にしなくていいんだ  と感じさせてくれた。

 

 

ここにいるのはみんな猫バカばっかりねー 

と 愛猫の似顔絵の仕上がりを待つおふたりさんが

笑って話してました。

 

 

 

『ねこの引出し』は常に猫モノ専門の画廊です。

梶原美穂さんの個展は今月19日まで。

行ってホロリとするのもいいですよ。

 

 

 

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2019年8月25日 (日)

動物病院とのつきあい方。

さっちー、最後はB病院にお世話になったけど

王子の頃から4軒のお医者さんにお世話になった。

 

 

いちばん最初は 前の猫から世話になった

ちょっとおネェ入ってる感じの先生で

すっごい気さくなんだけど 話が(治療以外の)長いのが困った。

設備もそんなに高度じゃなかったし

風邪くらいならいいけど 重度の内臓疾患とかじゃ 無理だな って感じだった。

技術より  っていう言い方は失礼かもしれないが

患者の家族の気持ちとか状況とか よく理解してくれたよ。

お金がなかった時は避妊手術費用 安くしてくれたしね。

この先生は後に家の都合で閉院したんだけど

近所で会ったらまた長い話になるほどの仲良しになった。

 

 

さっちーが1mちょっとのとこに登れなくて

尻尾から落ちて強打した時お世話になったのがT動物病院。

実家は金魚とか売ってる小動物屋さんで

子供のころから動物好きだったんだって。

なので すごい熱血先生だった。

カード払いが出来るんで重宝したけど

先生の熱量に押されて 退散。 ちょっと遠かったし。

 

 

動物病院の困るとこは 犬がワンワンすることだよね。

猫族にとって これはもう大変。

ただでさえ大嫌いな病院につれてこられてるのに

人間の子供と同じくらい苦手な よそんちの犬なんかと

同じ部屋に置いとかないでぇ〜〜〜  ってコも多いはず。

そこで発見したのが 横浜ねこ病院だった。

その名のとおり 猫専門なので、安心して連れて行ける。

患者家族もスタッフも 当然ながら猫ばかばかりなので

和気あいあいでいい雰囲気なとこだった。

さっちーはT動物病院の時も 若いおねえさん看護師の前では

注射されてもまったく動じず いい男を気取ってたけど

ここでも看護師さんをメロメロにしてた。

チクンとするよー  と言われても弱いとこは見せなかった。

いんちょ先生はおじさんだったので あまり好きじゃなかったみたいだなー。

お腹カジカジの頃お世話になってたんだけど

その後 高血圧からの眼底出血とか いよいよ老齢期本番の疾病になり

B病院を紹介された。

 

 

B病院、正確にはB・Aクリニック だな。

獣医学専門の麻布大学の印牧先生に診てもらえるってことで紹介されて

その後 さいごのさいごまでお世話になった。

ここでさっちーは大好きなM田のおねぃさんに出会うわけだw(≧∀≦)

エロじじぃ全開でスリスリしてたなぁ。

もう かぁちゃんは帰っていいよ みたいな目で見られたこともあったしー。。。

ここはわんこもいたけど 待合は一応仕切りがあって

ねこ専門曜日もあるんだけど

もう さっちーはどっぷり王様になってたので

わんこがキャンキャン言っても ジロリと見たりするだけで

ほとんどシカトだったわ。

 

ここは近隣の動物病院からも転院してくることも多く

設備がしっかりしてるので そういう面でもすごく安心だった。

さっちーが突然鼻血噴いた時も

点滴やらお水抜いたりやら大変なときも

いろいろと手を尽くしてくれた。

急に行って受付で  

さっちー、今日M田さんいないんだけど 大丈夫? って聞かれるほど

ふたりの相思相愛ぶりは有名だったので

さっちーが旅立った時も お別れさせてあげたかったんだけど

残念ながら彼女と先生の定休日だったので ごめんね って感じになってしまった。

 

 

その休み明けにさっちーが旅立ったことを担当のS先生に報告に行った。

ワタシひとりで行って、先生とお薬の相談したりってこともよくあったので

今日もそれかな と思って診察室に来た彼女は

おとといだったんだよ。。。ってワタシが言った途端

もう涙が止まらなくなってずっと泣いていた。

ありがとうねー ありがとうねー とハグしてなだめてあげて

先生もつられて 少し泣いてた。

動物病院って まぁ普通に人間の病院もだけど

死はいつも身近なとこにあって

患者さんのお別れに際してももっとクールだと思ってたので

こんなに悲しんでくれるなんて

さっちーもワタシも幸せだったなぁ と思うのね。

 

 

先生には いろいろ口出してうるさかったでしょー  とお詫びとお礼。

すると 先生からは

動物は話せないので 家族の観察や意見がとても大事で

その点 つねに積極的に提案してくれたので

薬や治療の方向もしっかりつかむことができて

やりやすい というか、すごく勉強になったし

さっちーがきちんと受け止めてくれたので いい治療ができたと思います。

と言ってもらったのが 嬉しかったし

さっちーにとって 最善だったんだ、これで良かったんだ と改めて思った。

 

 

 

動物医療はどんどん新しい治療法や薬が開発されてるし

保険も利くようになったことで

患者側もより高度な治療が受けられるようになってはきてるけど

やっぱり 最後は気持ちが大事。

話せないペットに代わってどうするか決めるわけだから

後悔しないようにしたいよね。

それってメッチャ難しいんだけどさ。

 

 

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新しい写真が撮れないのが寂しい。

これは2015年2月のさっちー。

自撮りしよーよ  って言うかぁちゃんに 仕方なく付き合っている王様。

 

 

 

 

 

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2019年8月16日 (金)

ひとつき経った。

さっちー王がねこのくにに戻って ひと月が経った。

長かった。 まだひと月しか経ってないのか と思う。

つまらなすぎる。

悲しい というのか、

さびしい とも違って

つまらないのだ。

さっちーがワタシの人生の一部で

いや、半分   もしくはそれ以上

もっと、 ほとんどか。。。

とにかく どれだけ彩りを添えていてくれたか。

 

 

さっちーがそこにいる気がしない。

感が悪いんだろうか 見えているのは 小さな容器を包んだ袋だけで

どこに行ったのか 帰ってくる気配さえしてこない。

それでも 初の盆なので、

もしかしたら と待っていたけど 帰って来なかった。

まぁ 帰って来るとしても キュウリの馬や ナスの牛なんかじゃなく

カボチャに魔法をかけたキラキラした馬車じゃないかと思うけどね。

 

 

 

帰ってこないのは

さっちーが未練を残して旅立ったのではないからじゃないか

と思うようになった。

最近、エンジェルタイム という言葉を知った。

ペット達が 旅立つ直前急に

昨日まで何も口にしなかったのが モリモリ食べたりして

一瞬 回復の兆しか? という行動を見せることなんだと。

さっちーも 前の日にメロンを食べたり カリカリを少し食べたりした。

馬刺しもちょっとだけど食べてくれたし。

それは 最後の力で飼い主に愛を伝える行動なのらしい。

 

 

 

つい先日、階下のベルちゃん(♂ 15歳 ミニダックス)もいぬのくににおかえりになった。

飼い主のSちゃんと思い出話をしてたら

やはり 旅立つ直前に結構な勢いでカリカリを食べた と言っていた。

だから、そんなすぐにとは思わなかったけど

その日は奇跡的に母親の通院の付き添いがキャンセルになって家にいたし

いちばん可愛がっていた次男坊が仕事オフの日だったので

この日を選んだのかなー とも言っていた。

 

 

さっちーが前の夜にぴーぴー鳴いて 抱っこしてあげたら落ち着いたんだけど

あの時 朝までずっと抱っこしててあげたら良かった と

なんでベッドにおろしちゃったんだろう って

振り返っていちばん後悔してること。

抱っこが大好きだったんだから もっと抱っこしてあげたら良かった。

でも さっちーは、それでも満足して旅立ったから

戻ってこないのかなー    なんて

勝手に想像する毎日です。

 

 

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2015年7月。  あっついのによく乗ってきたよねー。

 

 

 

 

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2019年7月25日 (木)

そわそわ。。。

姿がないことに 少しづつ慣れてきて、、、、

 

 

 

るわけがないよーーー

 

未だに変な感じがする。

このひと月くらいは ほとんど起き上がらなかったし

話しかけても そんなに返事もなかったから 静かだったんだけど

そこにいるのといないのとじゃ 全然ちがう。

何より あの柔らかで温かい感触が無い。

30数年ぶりに猫のいない生活になって

そんな すぐに 慣れるわきゃないんだー!

 

 

 

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らいだぁが王様さっちーとの思い出をフォトブックにしてくれた。

熊家に遊びに来て撮ったさっちーの写真は

ちょっきり100枚もあったんだとーーー!

その中から厳選した らいだぁのさっちー愛いっぱいの1冊よー( *´艸`)

自分とさっちーが写ってるのって あまり持ってないから嬉しかった。

そういえば らいだぁは 初めて来た時

上がるやいなや as soon as で

這いつくばってさっちー撮ってたよw(^∇^)

 

 

朝ごはんの準備して  さてと  の瞬間に

あ、そのまえにお薬   と

あ、もうお薬しないんだった   が

ほとんど同時に頭の中でパパパパっと

火花のように閃いて消える。

家を出ようとドアを開ける その時に

エアコンの温度は大丈夫だっけ  と

それはもう気にしなくていいんだ   が、

買い物してる最中も

そろそろ帰らなきゃ   と

まだ大丈夫なんだった  が、

繰り返し頭の中で瞬いて

心がどーにも落ち着かなくて そわそわしてる。

 

 

実は 王様のおトイレはまだ片付けてない。

おトイレだけでなく、開封済みのカリカリも まだそのまま。

なんでも、 砂を掻く音が聞こえる   っつー話をらいだぁに聞いて

じゃあ、おトイレ置いておかないと 困るよなー と思ったんだけど

今日現在 砂を掻く音は聞こえてこない。

そもそも  王様は出したものを片付けたことがない。

シッコもウ●コも 出したらそのまま。砂をかいて隠すなんて

「そんな 猫のするようなこと」 とでも思っていたのか。

なので

そりゃあ待ってても聞こえるわけないねw(≧∀≦)

週末にでも少しづつ片付けようかな。。。 ← 直ぐにじゃないのかー

 

 

 

 

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2019年7月19日 (金)

任務完了の日。

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まだデジカメなんてない時代。

王子時代のさっちーの写真はわずかしかなくて

こんな 熊に誘拐された宇宙人的なさっちーとか

 

 

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上の階のバカ犬を躾けてるとことか

 

 

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縄張りを見張る姿とか  ね。

さっちーと出会った時 アパートの1階に住んでて

ペットは不可だったにもかかわらず

4軒のうち3軒で飼育してたっていう。。。

この写真のあと 熊家は今のマンションに引っ越して

さっちーは堂々の王様に なったわけです。

 

 

 

それから19年、さっちーは推定20歳の年を迎えました。

今年になってからは 毎月の初めに

今月末が迎えられますように  と祈りながら過ごしていました。

特に今月の頭は 本当に苦しくて

どうかどうか 月が越せますように と祈ったのだけど

だんだんと、

長いばかりでしんどいのなら

そろそろ 帰るかい?  と問いかけるように。

昨年春に鼻血大放出事件があって

夏には突然立てなくなって

その度に覚悟を決めさせておきながら

奇跡のV字回復を何度も見せてたけど

もう そんなに頑張らなくていいよ

帰ろう って思ってるなら、もう引き止めないよ  と

背中をさすりながら声をかけました。

 

 

 

前の晩 抱っこしていっぱい撫でて スヤスヤと眠りについてからは

もう意識はほとんど無かったのではないかと。

最後の力を振り絞ってかぁちゃんに甘えたのだと思うと

ワタシも愛されてたんだ と実感します。

 

 

朝、夜中にお水を飲みたくても飲めなかったかもしれないと思い

抱き起こしてお水皿に顔を向けても 少しだけ口を動かすだけで

上手く飲むことはできませんでした。

その時、なんとなく予感はしてたんだけど

ワタシの膝からお布団にオシッコをして

シッカリとここにいた証を残しました。

 

 

熊を送り出してから ゴハンを食べながら さっちーの様子を見ていたのだけど

なんとなく  なんとなくな感じでそばに寄って

心臓の音を聞くと ドクン ドクンと強く打っています。

でも 呼吸は浅く 感覚が広くなっていました。

その時が近いんだな と感じました。

さっちーの胸に手を当てて

さっちーの心臓 今までありがとう お疲れさま

もう 苦しまないように 休んでいいよ と言ってあげました。

 

 

さっちーは 深いため息のような呼吸になり

心臓の音が トクン トクン と少しづつ小さくなって

ワタシは ただひたすら 頭をなでて

ありがとう ありがとう 愛してるよさっちー  と繰り返して

送ってあげました。

 

 

 

思えば なんて幸せな送り方だろうと。

ちゃんと一緒に年を重ねることが出来て

前の猫たちが託した残りの時間以上に長生きをして

ゆっくり心の準備をすることが出来て

王様らしく 威厳ある最後を迎えることが出来て

いままだ 部屋の中に 不思議な存在感をのこしている。

 

 

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微笑んでいるような安らかな寝顔。

さっちーに選ばれて本当に良かった と思います。

 

 

 

さっちーを小さな壺に納める時、

斎場の女性が

女の子みたいに可愛いらしいですね❤️  と。

年齢を聞いてまたびっくり。

ここにきても まだ女のハートわしづかみかいっ(*´ー`*)

 

 

さっちーの骨はとても丈夫でした。

真っ白ではっきりとした骨でした。

本当に小さな骨までキチンと並べてくれて

犬歯や爪も残っていました。

その中から キバを1本と爪をいくつか別にしてもらって

連れて帰ってきました。

 

 

 

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※ 画像は1部切れてアップされてるかもしれませんが、クリック(タップ)すると全部見れます

 

みなさんのお気持ちに包まれて さっちーは堂々としていますよ。

ありがとうございます。

 

 

壺の袋は ピンクとブルーしかなくて

似合ってる方は赤系だよな  ってことでピンクに。

袋に貼るお名前の札は

その場で筆ペンで書いたのが あまりにもおドロおドロしく

こんなの ブログで披露出来ないよw  って

可愛いのに作り直しました(*^▽^*)

さっちーのお洋服もかぁちゃんの手作りだったから

これも手づくりで いいよね?

 

 

 

 

さびしいですよ。

呼んでも返事がないし

抜け毛もないし。

でも  間違いなく さっちーは王様としてやりきりました。

そのお手伝いが出来て

かぁちゃんは 本当によかったよ。さっちー。

 

 

 

 

今はまだ あっち行ったりこっちにいたり

うろうろしているかもしれないけど

ねこのくにに帰ったら そこでは新人!

王様として威張っていられるのは 熊家の中でだけなので

ねこのくにの先輩方

どうか さっちーをよろしくお願いしますね。

 

 

 

 

 

さっちーにまつわるお話は

まだしばらく続くと思います。

泣いたり笑ったりしながら記録していきたいと思いますので

これからもよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

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2019年7月17日 (水)

その 前の夜。

昨日は らいだぁとSkypeチャット(テレビ電話式)で

夕方からお通夜をしました。

途中 帰宅した熊が混ざって 23時過ぎまで

熊家に遊びに来た時に撮ったさっちーの写真の話とか

まぁなんとも賑やかなお通夜でした。

横で聞いてるだろうさっちーのおシッポをぶんぶん振ったりして

よく頑張ったねー としっかり飲み食い出来ました。

 

 

 

さっちーとの最後の夜までのおはなし。

らいだぁから、以前 宇佐のおやびんとこの雷坊が

食欲不振に陥った時 馬肉が好評だった  ということを聞いて

さっちーにも試してみよう と。

が しかし、馬肉を食べる文化は関東圏にはほぼ無いので

どこで手に入れたらいいんだろう とネットで見てると

どうも熊本県から全国に通販してるようなので

それなら!と 銀座の熊本館(熊本県のアンテナショップ)へ

雨の中行ってきた!

自分やだれかの用だったら めんどくさくて、しかも雨の中

気が滅入ってしまうのに

さっちーにしてあげられることがまだあった と思うと

道中も楽しいのが 不思議だね。

 

 

もともとマグロやナマモノが好きなさっちー

でも馬肉は生まれて初めてのはず。

どーかなぁ と 小さくちぎって口元に差し出すと

一瞬考えてから パクパク っと食べました!( ´∀`)

その日、寝る前と 翌朝までに数切れ食べてくれて

雨の中 銀座まで行ってきた甲斐があったなぁ と。

かぁちゃん思いのわがまま王様。 ←順番が逆だな。

 

 

それから、

毎年 お中元でいただくメロン。

さっちーはメロンも大好物!

追熟して食べ頃になるまで さっちーがもつか心配だったんだけど

ギリギリ間に合った!

なんと しっかりジュースも飲んで果肉も食べて

しかも すごい勢い!

食欲ないフリしてたんかー  と 思わず突っ込むほどガツガツと。

とっても満足そうだったのも

最後にしてあげられて良かったことのひとつだなー。

 

 

 

いよいよもうカウントダウンも大詰めだな と感じ、

その夜は 手をつないで寝れる場所にワタシの寝床をこしらえて

横たわって気配を感じつつ

眠気が時折訪れそうになると

枕元で きゅんきゅん と鳴くさっちー。

昨日まで ツラそうにしてても 声に出したりしなかったのに。

お水? と抱き起こし、また横になって

また きゅんきゅんと呼ぶので また抱き起こし

何度か繰り返して

よぉーーし わかった!   と 腕の中に抱えて

いい子だねー  王様さすがねー  よく頑張ったねーー と

いっぱいいっぱい撫でてから お布団に戻しました。

そしたら ほんとに スヤスヤスヤ〜〜 と寝始めたので

ワタシも気が緩んで

朝までガッツリ寝てしまいましたよ ( ・∇・)

 

 

 

朝になると もう顔を起こすのもしんどそうな様子。

昨日 メロン食べられて良かった   と思いました。

口の横を少し開いて 指先からお水を少し垂らしたのを

ゆっくりと こっくん。。。。

さっちーは 出発の最終準備に入ったのです。

 

 

 

 

 

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2019年7月16日 (火)

いってらっしゃい。

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今朝 8時45分   さっちーはこちらでの任務を全て終了して

ねこのくにに出発しました。

最後まで王様らしく 威厳をもって

そして 今 そのお顔は

笑っているように見えます。

 

 

みなさん、たくさんの元気玉をありがとうございました。

すべて さっちーに届いています。

 

 

後日 あらためて

旅立ちの様子を書き残したいと思います。

思い出がいっぱいの20年です。

 

 

 

 

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2019年7月 9日 (火)

ねこごはん・くまごはん

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今朝の王様でございます。

昨日は午前中カリカリを少し食べた以外

お水の皿に顎を浸したまま ぼーっとしてることが多く

発見のたびにタオルで拭く作業が延々と続いて

さー困ったなぁ と思ったんだけど

夕方近くになって パウチゴハンの残り(←残りかっ) を出したら

猛烈に食いついて!∑(゚Д゚)

え? なに? さっきまでのアレは ハンストだったとか言わないよね?

と 毎日の体調&気分が読めないかぁちゃんを

許せよ さっちー(≧∀≦)

 

 

とはいえ すぐに疲れちゃって

残りの残りは最後 寝る前に完食となりました。

ほんとに昨日はグズグズしてた王様なんだけど

夕方のごはんバクバク後はすごく穏やかで

硬い(笑)ヒーターの上でスヤスヤお休みになってました。

今朝はまたイヤイヤして カリカリ3粒しか受け入れてないけど

午後から元気になってくれるといいなー ( *´艸`)

 

 

 

 

今週は熊が 一般人の入れないエリアでの作業で

昼飯を調達できない というので

がっつり土曜日までお弁当週間なの。

自分のだったら おにぎりとおかずちょっとで済むんだけど

熊はちょっと面倒なことを言う。

熊のくせに生意気だ。

 

 

 

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横浜だけに シウマイ弁当。 KY軒のではないよー(^∇^)

昨日のほうが野菜の煮物も入っててバランスは良かったんだけど

初日にして集中力の半分を使った感じで

疲れてしまったw (≧∀≦)

だって 起床時間は同じでも

起きた瞬間から いきなり脳みそMAXで稼働だからww

 

 

 

さて、

今晩のメニューは

何にしようかな。。。。。 (´・ω・`)

 

 

 

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2019年7月 6日 (土)

王様の近況。

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こんな感じ。

 

 

ご無沙汰です。

先月の通院後、極端に食が進まなくなったのは書いたけど

実は先週、先生と相談して ステロイド剤を増やしてみた。

本来は炎症を抑えたりするためのものだけど

副作用で食欲が上がるので

そのために1日1回継続してたんだけど

劇的な効果 ってほどではなかった。

逆に 筋肉などの組織の代謝を上げる作用もあるので

さっちーのような老猫、特に 筋力が衰えている場合は

よく考えないと、、、 ってことで

元どおりの容量に戻したの。

 

 

ちゅ〜る系のドロドロ飯なら少し口にする程度でも

マグロはわりと食べたがって。

あげすぎないように気をつけてたんだけど

おとといは下痢ってしまった。

かぁちゃんのせいだ。。。。・゜・(ノД`)・゜・。

「 ゴハン食べないのは 食べるとしんどいからだよ」 って

名古屋の城主に言われて

あーーー そうだなーー! って心に留めておいたのに。。。

でも何か食べて少しでも食べてほしい気持ちがあって

ひとかけら 匂い嗅がせたらスイッチ入らないかな とか

思ってた矢先のことだった。

 

 

ビオフェルミンで下痢っぴーは翌朝には止まってひと安心。

食べ始めを慎重に見極めて

昨日の午後には久しぶりカリカリも元気にパクパク(*´∇`*)

とはいえ 量は少ないけどね。

高栄養ドロドロも 小さじ一杯分くらいは飲んでくれた。

もう絶対下痢っぴーにはさせないよーー! 

 

 

それと、

さっちーは ガリガリくんなの。

骨格標本に毛皮を被せてるようなくらい。

マラソン選手の脚より細いよ。

抱き起こすと ポッキリ折れそうだよ。

それでもまだお水を自分で飲みに行くのよ。

王様の意地を感じさせる。

 

 

でも 立ったまま飲むのはしんどいらしく

お水にたどり着くと ぱた・・・と伏せてしまって

その姿勢で飲むもんだから 顎から首にかけてビシャビシャにー。

なので、お水に歩いて行ったら タオルを用意して待つ (≧∀≦)

だって、体が濡れたままじゃ 冷えてしまうからね。

いままでは おトイレの気配でダッシュしてたけど

もうおトイレは寛容的に対応。

シートの上ならどこでしてもいいよ (≧∀≦)

 

 

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お、ちょっと起きたか? ( *´艸`)

 

 

お腹のお水 溜まってる。

でも 行ってないの。

無理に連れて行かない方がいいと思って。

呼吸をよく見てる。

見てると グッとくる。

えらいなぁ  って。

だからもう頑張らなくていいよ   と話しかけた すぐあとに

いやいや  まだイケるよね!!  と言いなおす。

 

 

まぁ、こうやって近況を書くと

読んでくれる人に心配かけちゃうんだけど

書かないと 自分が潰れちゃう ってのがあって

すごい葛藤よー。

出来るだけ重くなんないようにね 書こうかなって。

だから あまり頻繁にご報告できないんだけど

また そのうちね。

 

 

 

 

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